トレッキング(御池岳)

5/18に途中で引き返した御池岳。やはり休日を避け、一昨日6/1に再度登りに行ってきた。

当日の天気予報は、基本的には晴れ。が、またまた上空の寒気の影響でところにより雷雨や竜巻という先日と同様の但し書き付き。

不安を覚えながら登山口にたどり着くと……ガス。多少気を落としながら登り始めると、だんだんと晴れてくる。

御池岳への道

そしてだんだんと見えてくる光景。先日は見えなかったがこれは気持ちいい。気分をよくしながら鈴北岳山頂にたどり着く。

鈴北岳山頂付近

いやぁ素晴らしい。平頂峰ならではの風景はまるで高原。室堂を思い出す(もちろんあれほどのスケールはないけど)。これはなかなか贅沢だ。

そのまま「日本庭園」と呼ばれるあたりを歩きながら丸山山頂からボタンブチへ。

ボタンブチからの眺望

切り立った岩場になったボタンブチからの展望は見事。少しガスがかかっているが、十分に絶景を楽しめた。なお、2月下旬に御池岳で遭難し、4月末に発見された方がいたとのことだが、ここから滑落されたのではないかという話(写真にも供花が見える)。

けして他人事ではない。特にソロ山行をしていると、ほんのちょっとしたことが文字通り命取りになる。

なんとなくしんみりしながら下山。歩行距離:8.518km。

トレッキング(御池岳)

鈴鹿山脈最高峰の御池岳。人気の山で、休日は混雑も予想されるため、昨日金曜に出かけてきた。

1週間ほど前まで、木曜から金曜にかけて上空に寒気が入り込み、その影響で激しい雷雨や竜巻の可能性があるとの天気予報であったが、木曜の時点では、金曜朝には関西は通過しているとの予報に変わっていた。

そして金曜朝。前日夜半には激しい雨風があったが、それも上がっていたので山行を決定し、車で出発。ところが次第に天候は悪化し、多賀町に入ったあたりで本格的に降りだす。どうしたものかと思いながら走らせていたが、幸い鞍掛トンネル滋賀県側の登山口に着くころには雨が上がっていた。

かわりにぼんやりとガスがかかり始め、若干の不安を覚えながら登山開始。

鞍掛峠まで植林帯を抜け、途中の鉄塔で整備の方に出会ったほかは人に出会わず。そこから尾根道が続くが、いよいよガスが濃くなり風も強くなってくる。かなり不安を覚えたが、尾根道は踏み跡もしっかりしており、よほどのことがない限り迷うこともないと慎重に進む。

このあたりは左右も開けており、晴れていればさぞや展望がよいだろうと思わせるが、ガスがかかった光景も幻想的。楽しみながら進むが、鈴北岳山頂に着くころにはさらにガスは濃く、風は強くなり、気温も6℃程度まで下がる。装備はソフトシェルにハードシェルとすっかり冬の様相。

鈴北岳山頂周辺

鈴北岳山頂から丸山方面へ向かおうとしたが、踏み跡が幾つかあり、ルートがよく判らない。加えて雨も降り出す。まだ雷の季節でもないと思うが、このあたりの機微は判らないので、今日はここで引き返すことに。

しばらく下山していると、女性3人組(3世代かな?)が登ってくるのに出会う。風・ガスが強いということを伝え、さらに下る。鞍掛峠に着くころには風はだいぶ収まり、ガスはほぼなくなる。時間もまだまだあったし登り返そうかとも思ったが、次回の楽しみにする。

トレッキング(横川中堂)

冬の間、近場の勝手知ったる山を行ったり来たりしていたが、5月に入ったので、そろそろ新しい場所にも足を伸ばしてみることにした。

今日目指したのは比叡山系の水井山・横高山。JR湖西線堅田駅で下車し、上仰木方面へと歩く。のどかな田園風景を見ながら小径を進んでいると、道はいつしか舗装路へと変わった。……と、後ろから来た自動車が目の前で停まり、

「ここ歩けへんよ!」

どうも奥比叡ドライブウェイに入ってしまった模様。停まったのはドライブウェイ管理の方の車。このまま歩くのはマズいとのことで、近くの登山道分岐まで送っていただく。

あれよあれよという間に車は進み、元三大師道の前で降ろしていただく。

予定が大幅に変わったのでどうしようかと思ったが、とりあえず登る。

比叡山ドライブウェイからの景色

途中比叡山ドライブウェイの展望台を通り、横川に到着。なんとなく気も削がれたのでそのまま西教寺方面へ下山。水井山・横高山へは後日改めて。

本日の歩行距離:9.502km(10.547km-1.045km(車移動))

P.S.新緑が鮮やかなのはいいが、虫やらヘビやらも見かける。苦手なだけに、そういう意味では嫌な季節になってきた(笑)。