2013-03-15のニュース

2013-03-14のニュース

2013-03-13のニュース

2013-03-12のニュース

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』鑑賞

アニメ業界初(?)、1か月近くにもわたる石川県での先行上映が決定した『劇場版花いろ』。

そしてこれまたアニメ業界初(?)、来場者特典としてアニメの原画(動画もあったのか?)をプレゼントするという。

さらに、初日、二日目にはメインキャスト5人(伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥、能登麻美子)が舞台挨拶に訪れるという。

思わず申し込んだぴあでの舞台挨拶チケットは、第3希望のワーナー・マイカル・シネマズ御経塚が当選。

喜び勇みつつ、青春18きっぷを使い、石川まで乗り込むことにした。

ちなみに青春18きっぷの使用は初めて。おそらく昔は時刻表と首っ引きでルートを考えなければいけなかったんだろうけど、今やネットで一発検索。言われるがまま間違いなく乗り継ぐだけ。

往路は伊吹山を北から見て新鮮な気持ちを感じたりしながら列車に揺られること4時間少々。補助シートではあるものの全行程着席できたのはよかったけど、さすがに腰も背中もおしりも痛い。

御経塚では、金沢名物チャンピオンカレーを食す。メニューはLジャン(Lジャンボカツカレー)。金属のプレートに固めにご飯を盛り付け、全面にカレーを掛け、トンカツとキャベツをトッピングしてできあがり。フォークで食べるのは珍しいが、ご飯が固め、ルゥもドロっとしているため食べやすい。味も昔ながらで880円はまずまずのコストパフォーマンスではないか。

食事の後は映画。想像以上に男性比率が高く、300人ほど入れるシアターで、ざっと見渡して女性はほとんど見つけられない。うーん、『花いろ』ってそんな男性向けかぁ? それとも舞台挨拶付きだとこうなるのかね。

上映が始まるまでに特典を見てみると、ランダムなクリアファイルはみんち、原画は正面からのみんちと緒花のバックショット。ハズレではないがアタリでもないってところ。

でもって映画。劇場版なのに構えたところはなく、よく言えば自然、悪く言えばスペシャル感なしでOADのような出来栄え。個人的には「よく言えば」の印象が強い。

そして今回、TV版を見た時に整理できてなかった感想がすっとまとまった気がした。それは『花いろ』が「あきらめの物語」だということ。いや、あきらめというと語弊がある。「理解していく物語」「大人になっていく物語」のほうが近いか。

緒花の未来は皐月(母)の姿であり、スイ(祖母)の姿であるという投影を非常に強く感じた。皐月は自分が手に入れたいものを掴むために、喜翆荘を捨て(あえてこの言葉を使う)、スイはいろんなものを捨てて守ろうとした喜翆荘を最後には閉じる。

これはある意味「滅びの物語」でもあるんだけど、2人ともそのことを後悔しているわけじゃなくて、その過程で得られたものに満足して、それを受け入れている。

今まさに輝かんとしている眩しいばかりの緒花の姿が、俺にはすごくこの2人と重なった(ラストシーンはまさにその象徴だろう。つーかあのシーンはもっかい見ないといけないな)。もちろん完全に円環を描いてるわけではなく、螺旋を描きながら世代は受け継がれるんだろうけど。

コミカルな描写も多かったんだけど、俺としては上記の部分がストンと腑に落ちて、今になってやっと『花いろ』を理解できた気がして、見に行った価値があったなと感じた。よかったよ。

あと、今回は菜子かな。彼女の献身ぶりに痛ましさすら覚えた。「まだ」高校生の彼女が母親に泣きながら言うわがままが妹のことって……。でもこれだってもう少しきちんと見れば違う見方ができるのかもしれない。

そして最後。事前に知らなかったんだけど、上映時間が66分とかなり短かった。が、ダレるところもなく、不満は感じなかった。

――さて。上映が終わってからは舞台挨拶。今をときめく声優陣の皆さんはやはりお綺麗。席は真ん中ぐらいで表情までは判らなかったんだけど。20分ほどだったかな。いろんな話を聞かせてもらってなかなか楽しかった。しかしあいなまさん、やっぱ優等生だよなあ。

それからはすぐ帰路。またまた4時間列車に揺られて家路に。けどどう考えても湯涌温泉とか行くべきだったよね。次回どっか行くときはもう少し考えないと。でもまあ楽しかった。

『まっとうな経済学』ティム・ハーフォード(ランダムハウス講談社)読了

共有地の悲劇だとか外部経済性だとか情報の非対称問題だとか、タイトルどおり、非常に「まっとう」な経済の話。ただ、普通は退屈になりがちなそういった話を、いろいろな喩えなんかを使って興味を引き留めてるところが本書の特徴か。

しかしたとえば「なぜ貧しい国は貧しいままなのか」とか、理論的には解決方法が出ている問題についても、諸般の事情から対策を講じることが難しいってのはなんとも歯がゆい。もちろんそれを解決してこその政治なんだけど。

2013-03-11のニュース

トレッキング(鶏冠山~竜王山)

定番ルート。今日の目的は先日購入した登山靴スカルパ・トリオレプロGTXのチェック。

今までは夏の低山ばっかりだったけど、できれば森林限界を超える山とかテント泊での縦走とか冬山とかにチャレンジしたいという思いがあり(できるかは不明……)、しばらく前から登山靴の購入を検討してた。

というわけで希望する登山靴の要件は下記のとおり。

  1. 森林限界を超える山(岩稜帯)に対応する
  2. テント泊での縦走に対応する(重い荷物を背負える)
  3. セミワンタッチアイゼンが装着可能(積雪期の低山へ対応)
  4. でもメインは無雪期の低山なのでなるべく軽快なほうがいい

1~3と4がまっこうから対立することは承知のうえで登山ショップでいろいろ話を聞いたんだけど、やっぱりこの両立は難しかった(笑)。

結局中級登山対応のハイカットブーツからの選択ということで、フィット感があり、セミワンタッチアイゼンを使用できるトリオレプロかローバーのトレック(革靴)の2足が候補に残ったけど、セミワンタッチアイゼン装着のメリットを取って、トリオレプロに決定した。

そして今回デビューとなったわけだけど、インプレッションを箇条書きで。

  • 両足で1.64kg。今までのトレッキングシューズに比べるとかなり重い。これを履いて電車に乗るとか絶対ムリ。
  • ソールの厚さと硬さには安心感がある反面、路面の状態が判りにくい。
  • 足首のホールド感はハンパなく捻挫する気がしない。動きにくさは最初が感じたが次第に慣れる。
  • これらがあいまって歩行スピードが出ない。よって疲れない。
  • ザレたところでのグリップ感は素晴らしい。下りでいつもは滑りそうになるところもかなり安定。
  • 岩の上が結構滑る感じ。岩稜帯に適してるんじゃないの? これはちょっとショック。
  • 木の根や濡れた岩で滑るのはまあ致し方なし。
  • ちょっとした渡渉やぬかるみを歩いてもゴアのおかげでまったく濡れない。安心感。
  • もっともショックだったのが下り。あれだけ試し履きをしてフィット感をチェックしたはずなのに、小指が当たる。今回のようなライトな山行でも、帰宅後、ほんの少しだけど痛みがあった(変色などはなし)。これは痛いなあ……。
  • なお最後のほうは慣れてきて、だいぶ歩行スピードも出るようになった。

総じて靴としての出来は文句はないんだけど、小指が当たるのが……。もうしばらく試してはみるけどどうしようって感じ。

あと今回ショックだったことが一つ。途中ちょっとした岩の斜面(鎖あり)があって、俺はいつも手をついて登ってるんだけど、結構いい年のおじいさんが立ったまま軽く登っていった。連れのおばあさんがへっぴり腰で登ってるのを「ルート選択が悪い」とか言いながら。

今度練習しよう……。

『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』村山斉(集英社インターナショナル)読了

宇宙論全般を非常に平易に、かつ興味を惹かせるように語っている本。

宇宙に興味を持つ人が最初に読む入門書(ことによってはさらにその前、とも言えるかも)としてはかなりよいと思う。

つーか、クウォークとレプトンの関係、初めてきちんと知ったよ……。

『幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円!?』ニック・ポータヴィー(阪急コミュニケーションズ)読了

「幸福」を定量的に分析しようという挑戦的にも思われる試み。その研究から

  • 結婚は、その前後で幸福度を高めてくれるが、それはたった2年のことにすぎない
  • 子どもを持つ人は、持たない人に比べ、幸せなわけではない(子どもが生まれて数年は逆に幸福度が低い)
  • 愛する人の死にも人間は結構すぐ慣れる(ただし完全に慣れることはない)

などなど、反発する人も大勢いるような結果が導かれている。

個人的には納得できるような部分も多かったが、そういった研究を踏まえ(頭ごなしに否定するのはスマートな態度とはいえない)、結局は「自分」がどう考えるかってことだろう。

巻末にブッダの言葉が引用されていたのは、その意味でふさわしかったのかな。