『車中泊を楽しむ』武内隆(地球丸)読了

近場の山で興味のあるところはだいぶ行き尽くした感があり、だんだんと足を遠くに運ばざるをえない今日このごろ。

遠くに行くとなると、日帰りも難しくなる。となると宿泊ということになるが、宿をとって、というのもなんだか大げさ。それに登山口は宿泊施設から遠いこともしばしば。

テン場がそばにあれば、そこに泊まるというのがベストなんだろうけど、そうでない場合の選択肢として車中泊があるなとずっと思ってたので、たまたま見かけた本書を読んでみた。

正直それほど新しい発見はなかったけど、気になってた暑い時期の車中泊で、窓を開けてると虫が入ってくる問題について、リーズナブルでなるほどと思う解決策が提示されてたのはよかった。

まあ車中泊も今後の選択肢ということで。

『シュヴァルツェスマーケン Requiem -祈り- #1』吉宗 鋼紀、内田弘樹(エンターブレイン)読了

外伝。ラノベの外伝というと、コメディタッチかキャッキャウフフが多いが、「マブラヴオルタ」ともなるとそうもいかない(とはいえ、そういうのもあったけど)。

基本的にストーリィの行間を埋める短篇集だったけど、必要性という意味ではさほど高くない。すなおに世界を楽しみ、世界に厚さを加える、そういうものだった。

『シュヴァルツェスマーケン 4 許されざる契りのために / 5 紅蓮なる弔鐘の中で』吉宗 鋼紀、内田弘樹(エンターブレイン)読了

内ゲバとBETA襲来で東ドイツの崩壊が迫り、息もつかせぬ展開が続く。「マブラヴオルタ」内でベルリン陥落という歴史は決まっているなか、それぞれのキャラクターがどのように行動し、それがどのように描かれるのか。興味は先へ先へと急ぐ。

キャラクターといえば、アイリスディーナの仮面にひびが入ったことは喜ばしいが、死亡フラグに見えて戦々恐々。

そしてメインヒロイン(?)カティアの空気っぷりにはさすがに哀れを催す……。

『シュヴァルツェスマーケン 3 縹渺たる煉獄の彼方に』吉宗 鋼紀、内田弘樹(エンターブレイン)読了

序盤ハーレム展開、中盤ミステリアス展開、終盤燃え展開と盛りだくさんで大満足。リィズの役割がまだはっきりとは見えないけど物語の根幹に関わるんだろう、多分。にしてもアイリスディーナがヒロインポジなのは嬉しいんだけど、噛ませ犬なんだろうな……。いや、希望を捨ててはいけない!

『シュヴァルツェスマーケン 2 無垢なる願いの果てに』吉宗 鋼紀、内田弘樹(エンターブレイン)読了

純粋すぎる理想を掲げた者が、それを達成するために何をなすべきか(何を捨て去らないといけないか)に苦悩する。その舞台は圧倒的な撤退戦。王道的展開で文句のつけようがない。

テオドールの決意は固まったようなので、今後、カティアがどんな選択を迫られるのか。そしてアイリスディーナが非情な決断を下すことがあるのか。それともそんな場面で何かしら違う姿を見せるのか。楽しみ。

『シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に』吉宗 鋼紀、内田弘樹(エンターブレイン)読了

やっぱ「マブラヴオルタ」の世界はいい。どうしてもパターンが似通ってしまうという欠点はあるものの、お手軽に(褒め言葉)さまざまな人間ドラマが描ける。こういった世界観を構築できた時点である程度の「勝ち」だよね。

本作品も燃える展開が続いて期待大。カティアの造形があまりにも人間として真っ当すぎることはほんの少しだけ気になるけど、テオドールとの対比やら、リィズとの重ね合わせやらを考えると十分に納得の範疇。これからいったん「折れる」のかもしれないしね。

ちなみに言うまでもなく俺はアイリスさん派です。

『はたらく魔王さま! 〈8〉』和ヶ原聡司(アスキーメディアワークス)読了

今までで1番ドラマとしておもしろかった。というか、初めてドラマとしておもしろかった。続きが楽しみ。しかし、ドラマとして面白くすると「はたらく」魔王さまじゃなくなるんだよなあ。

ところでいまさらだけど、俺はエミリア派です(笑)。

『はたらく魔王さま! 〈7〉』和ヶ原聡司(アスキーメディアワークス)読了

外伝。

あとがきを読んでて思ったんだけど、千穂はフツーの人間のままに留めといたほうが、魔王や勇者の存在との相対化ができていい気もする。まあラノベのカタルシスとしては、超人化もありなんだろうけど。

『はたらく魔王さま! 〈5〉』和ヶ原聡司(アスキーメディアワークス)読了

なるほど。魔王が直轄していたところでは統制の効いた統治を行ってたし、残虐行為については(知らなかったし?)悪くなかった。でも部下がしたことは責任を負うよ、と。なんだかNPBの統一球問題が頭に浮かんだ(中身はまっったく違うけど、トップの言がクローズアップされてるから)。

ともあれ大団円を目指す方向っぽい。ラノベとしてそれはいいんだろう。