『投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い』マイケル・J・モーブッシン(日経BP社)読了

投資におけるモダンな「常識」をさまざまな分野での例とリンクさせながら短く紹介しており、非常に判りやすい。

基本的には金融・投資の世界を俯瞰してるんだけど、ときどきぐっと近づいて、具体的な投資ルールなども触れてあったりする。

個人的にいくつか気になったことをまとめておく。

  • 「リスク」と「不確実性」を分けて捉える(ブラックスワン)
  • 市場はたいていの場合効率的だが、ときとして非効率に陥る(そしてその瞬間こそに裁定のチャンスがある)
  • PERは「税制とインフレ」「経済の資産構成の変化」「株価リスクプレミアムの変化」などの要因により非定常的であるため、指標としてたいして役に立たない。総じて過去のデータはよくても参考程度にしかならない。
  • 原因と結果は必ずしも結びつくものではない(カオス、後知恵バイアス)。
  • 正規分布ではなくべき乗則を。

うん、やっぱり投資は本気で考えるとおもしろいよね。

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