投資におけるモダンな「常識」をさまざまな分野での例とリンクさせながら短く紹介しており、非常に判りやすい。
基本的には金融・投資の世界を俯瞰してるんだけど、ときどきぐっと近づいて、具体的な投資ルールなども触れてあったりする。
個人的にいくつか気になったことをまとめておく。
- 「リスク」と「不確実性」を分けて捉える(ブラックスワン)
- 市場はたいていの場合効率的だが、ときとして非効率に陥る(そしてその瞬間こそに裁定のチャンスがある)
- PERは「税制とインフレ」「経済の資産構成の変化」「株価リスクプレミアムの変化」などの要因により非定常的であるため、指標としてたいして役に立たない。総じて過去のデータはよくても参考程度にしかならない。
- 原因と結果は必ずしも結びつくものではない(カオス、後知恵バイアス)。
- 正規分布ではなくべき乗則を。
うん、やっぱり投資は本気で考えるとおもしろいよね。