『RAIL WARS!―日本國有鉄道公安隊 1~9』豊田巧(創芸社)読了

国鉄が民営化されなかったら――というifストーリィが本シリーズの基本ラインなんだが、エピソードとしてはテログループとの対決がメインなので、ほとんどがアクションもの。ラノベとして絵が映えるというのは判るけど、アクション以外の「民営化されなかった国鉄」ならではのエピソードも見てみたい気はする。

とはいえ、アクションばかりの展開も、暴走キャラがそれなりに立っているため、そこまで鬱陶しくない。また、俺にはよく判らないけど、鉄道に関するギミックもそれなりに考えて挿入されてるようで、そのあたりの基本路線を外さない感じもよいと思う。

ちょっと気になるのは主人公高山の国鉄に関する思いの変遷(不採算路線を廃線にすべき、と言っていたのが、(おそらく)国鉄で働く人と触れ合っていくうちに、国鉄はこのままでいいと答えるようになってしまったメンタリティ)。が、ここは今後またストーリィに関わってくる可能性はありそうだ。

ともあれ今後も読んでいきたいシリーズ。

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