安心の『かげばつ』。
(古き良き)ジャンプ的なアツい展開は、お祭り騒ぎの今回でも健在。まだまだダレるようなこともなく、楽しめた。
あいかわらず大型艦の影が薄いのは、長門嫁の俺にとって残念ではあるが。
安心の『かげばつ』。
(古き良き)ジャンプ的なアツい展開は、お祭り騒ぎの今回でも健在。まだまだダレるようなこともなく、楽しめた。
あいかわらず大型艦の影が薄いのは、長門嫁の俺にとって残念ではあるが。
作者が元セガ関係者だけあって、相当ディープなネタもぶっこまれており、かなりのおっさんホイホイ。
ストーリィがどうのとかいう作品でもないので、思いついた時に出してもらえればそれでいい感じ。
しっかしPCエンジンがガン無視されているのはいただけんな。
これまた「ザ・ジャパニーズ・クトゥルフ」。
ただ少し違うのは、プレイヤー陣がラノベ小説家で、なかにはTRPGにあまり親しくない人がいるというところ。
これがよい方向に転んだか悪い方向に転んだかというと……リプレイとしてはあまり好ましくない方向になっていたのかなと。
マスターとの駆け引き、というか、プレイヤーがやりたいと思ったことをするという意味で、まさに一般人のセッションに近いので、最終的に完成する物語の魅力としては、残念ながら劣っていた。
まあこういう人たちが慣れてきて、マスターと一緒に物語を創るという目的まで見通せるようになれば、よりおもしろくなるのかもしれないが。
ザ・ジャパニーズクトゥルフ。これはこれでいいんだけど、たまにはアメリカン・クトゥルフやヨーロピアン・クトゥルフも読んでみたい。
この小説に関しては、1巻が出た際にレビュー等でウワサを聞いて興味を持っていたんだが、その時点で読まず、2巻が刊行された直後というタイミングで読めたことは、結果として非常に幸運だった。
1巻は主人公の原動力を生み出す種となる物語で、実際は壮大なプロローグ。たいへん無残な結末を迎えるので、そこで終わってしまっていたら、相当胸が痛むし、人によっては後味悪く感じるのも無理はない。
が、1巻があってこそ2巻の展開が生きるし(というかそれがなくては2巻は存在しない)、あってこそラストのシャロンの想いとセリフがきらめきと重みを持つ。
1巻があるがゆえに、その想いが果たされるかには一抹の不安もあるが、もし果たされないとしてもそこに理由と美しさがあるのだろうという信頼感はある(ちなみに個人的に2巻の後半部は途中でネタが割れた)。
今後がおおいに楽しみな作品ができてうれしい。
もはや惰性。ワンパターンとなってしまっているのでなんらかのテコ入れが欲しい。
とはいえ、ちょっと難しそうな気はするが……。まあキャラの魅力を上げてそっちを押していく方向かなあ。
第一部最終盤と第二部序盤は、ストーリィの大きな転換により、それまでの雰囲気より硬質な展開が続いていたが、それもようやく軌道に乗り始め、以前の『がをられ』が戻ってきた。
と同時に転換がもたらすループ感がいい感じに仕上がってきている。
うーん、なんというか、さすがエロゲライター、という感じ。普通の小説家なら、こういったストーリィ転換をこれだけの時間をかけて書けない(書かない)だろうと思う。
全体としては危なっかしいストーリィ構成に見えているが、これまでの流れを見るとなんとかなりそうなので、今後が楽しみ。
ミステリィをファンタジィの枠組みに上手く合わせ込んだ作品。
後半の謎2つが事前に読み解けてしまったため、ミステリィとしてのおもしろさは減じたが、そうでなければもっと楽しめただろう。
とはいえ、ミステリィとしても十分にフェア(細かく言えばキリがないが)だし、なにより挑戦だし、好感を持てる作品だった。
個人的には「熱さ」の点でもカタルシスでも物足りなかったが、まじめに「ラノベ」しようとしたこと、そして、結末にきっちりとした形を与えたことに敬意を評したい。
次作以降にも期待。
相変わらず中身がまったくないくせに、キャラの個性、軽妙なやりとり、ちょっとしたお涙、バカバカしいオチなどをちりばめて、いつの間にか読み終えさせる「手口」には恐れ入る。
これぞ(悪い意味かついい意味での)「ザ・ラノベ」なのかもしれない。