『コップクラフト 1~4』賀東招二(小学館)読了

1巻の本格的ファンタジィハードボイルドテイストはなかなかよかったんだけど、巻を追うにつれ、ヒロインティラナのキャラが軟化し、いまどきのラノベに寄って行ってガッカリ(4巻は顕著)。

海外ドラマのノベライズという体裁をとっており、ヴァラエティに富んだ作品にってことなんだろうけど、ティラナの変貌を見るに完全にシリアスな世界観というのはもう期待できないだろう。

とはいえシリアスなエピソードは可能だろうし、そのあたりで期待してみる。

『ノーゲーム・ノーライフ 6 ゲーマー夫嫁は世界に挑んだそうです』榎宮祐(KADOKAWA / メディアファクトリー)読了

第0話とでも云うべき外伝的作品。が、ある意味本編より重要な話が綴られている。

内容としては相変わらず荒削りなんだけど、展開の迫力はこれまで以上。

やはり「おもしろい」といっていいんだろう。

『『雪風ハ沈マズ』―強運駆逐艦栄光の生涯』豊田穣(光人社)読了

戦闘艦として、まさしく大日本帝国海軍随一の幸運艦である雪風。

大戦初期から主要な海戦に参加しながら、ほとんど被弾すらせずに終戦まで生き残るという奇跡(もちろん乗組員のたゆまぬ努力もあった)を成し遂げたその戦歴には驚嘆しかない。

あまつさえ、賠償艦として中華民国に引き渡され「丹陽」としても活躍したというから、伝説を超えて神話の域に入っているとすら言える。

それが「しれぇ」なんだから、やっぱり『艦これ』はやめられない。

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PC『ランスIX ヘルマン革命』プレイ

コンプリートしたので感想を。

よくも悪くも「平均的な18禁大作」。最近のランスシリーズの傾向ではあったけど、よりそれが顕著。

CGのクウォリティ、サウンドのクウォリティともにシリーズとしては最高だろう。特にサウンドはランスシリーズとは思えないカッコよさがあった。そしてシナリオは王道ど真ん中。ミネバやハンティの最期、パットンの戴冠なんかは、シリーズをプレイしてきた身としては感慨深いものがある。けど、それってランスシリーズなの?

なによりの違和感はランスとヒロイン(かなみ、志津香)のキャラ崩壊。ランスは中途半端にいいヤツだし、あれだけランスを嫌ってたヒロイン達があっけなくデレる(まあチョロいかなみはおもしろかったけど)。シーラだってランスに好意を持つようになるのは理解できなくはないけど、シンプルに納得はできない。

完結が近づき、大団円にもっていくためにまとめようとしているんだろうけど、いかにも性急な印象を受ける。ランス達も年月とともに成長したと無理やり納得しておくしかないか……。

システム的にはSRPGなんだけど、戦術性も低く、周回プレイの楽しみもない。アリスソフトなのに……。

ともあれ厳しい意見もランスシリーズが好きだからこそ。泣いても笑っても次で完結(外伝は出るみたいだけど)。俺以外にもおそらく多くのファンが期待しているはず。18禁ゲー史上最高傑作の『鬼畜王ランス』という壁を乗り越えることができるのか。刮目して待ちたい。

P.S.そうそう、それとミラクル。個人的には好きなキャラだけど、なんでここにきて魔法LV3が登場するの?? って感じ。特に直接ストーリィに関わるわけでもなし……。おまけにHシーンが使いまわしという。判らんなあ……。

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