少々詰め込みすぎに感じたが、それも作者の『艦これ』愛ゆえだと思われる。
また、幸運艦が戦局を左右するという設定は大胆すぎないかと思ったが、よく考えるとこれは原作を知った上での話であって、単独の物語としてみれば普通にあることだ。
引っ張りまくった終わり方になっていたので、ぜひ続きが読みたいものだ。
あと、すごく気になったのが原作にある加賀さんの「五航戦の子なんかと一緒にしないで」のセリフの解釈。
これは「子=艦載機」で、自分の艦載機の練度の高さを母親のような気持ちで誇っている(五航戦の艦載機を下に見ている)という意味だろう。
にもかかわらず「五航戦の子=翔鶴・瑞鶴」と解釈し、翔鶴・瑞鶴を直接的に下に見ているという解釈が散見されるのにどうにも違和感を禁じ得ない。
結果として五航戦より一航戦が優れているという自負にはなるが、これらはまったく違うものだろう。アニメで「五航戦の子=翔鶴・瑞鶴」という解釈にならないことを祈りたいが……。