「幸福」を定量的に分析しようという挑戦的にも思われる試み。その研究から
- 結婚は、その前後で幸福度を高めてくれるが、それはたった2年のことにすぎない
- 子どもを持つ人は、持たない人に比べ、幸せなわけではない(子どもが生まれて数年は逆に幸福度が低い)
- 愛する人の死にも人間は結構すぐ慣れる(ただし完全に慣れることはない)
などなど、反発する人も大勢いるような結果が導かれている。
個人的には納得できるような部分も多かったが、そういった研究を踏まえ(頭ごなしに否定するのはスマートな態度とはいえない)、結局は「自分」がどう考えるかってことだろう。
巻末にブッダの言葉が引用されていたのは、その意味でふさわしかったのかな。