『ベン・トー 9 おかずたっぷり! 具だくさん! 香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円』アサウラ(集英社)読了

茉莉花のヒロイン化が激しいこの巻。個人的にはこのままメインヒロインとなってしまってもいい気もする(いや、俺は断然白梅様派だけど(笑))。

HP部の過去が少しずつ明らかになってきたところも興味深い。いずれ仙と佐藤が対峙することがあるかもと匂わせるところもあり、非常に楽しみだ。

あとは弁当の描写にはいつもながら力が入っている。夜に読むと辛い(笑)。

そして最後はセガネタ。メガドラのコントローラーが大きかったのは、開発者2人が180cmを超える長身だったから、という裏話には昭和の薫りを感じて大いに笑わせてもらった。

ここまで来ても、コンセプトと内容の違いに違和感を拭い切れない本シリーズだけど、ラノベとしてのクウォリティは高いよな。

2012-10-05のニュース

2012-10-04のニュース

『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 5』裕時悠示(ソフトバンククリエイティブ)読了

千和の態度が確定したことで、真涼がおかしくなってきた(笑)。

本書のラストで仮面彼氏彼女がバレた! という展開だけど、みんなまだ信じてたの感は強い(笑)。まあこれにより真涼の態度も決まっていく方向なのかな。

いずれにせよ、おそらくこれからが本番となるであろうラノベで描く「修羅場」がどの程度の修羅場になるのかには興味があるな。

続・ビブラムファイブフィンガーズ KomodoSport-LS

ビブラムファイブフィンガーズを履いてしばらく走った結果、9/20のファーストインプレッションから印象が変わった部分があったので書いておこうと思う。

フォアフットについて
3日ほど連続でいつものように走っていると、ふくらはぎの痛みがかなり増してきたので、走行距離を短くしてだんだんと延ばしていくことにした。その際気づいたんだが、従来の踵が地面に触れるどうかぐらいの走り方ではなく、拇指球と第五指の付け根を結んだあたりで着地→つま先着地→踵もある程度しっかり着地(路面状況等によってはほとんど着地しないケースもある)、という走り方に自然と変わってきた。

スピードについて
当初は遅くなっていたスピードだが、次第に速くなってきた。タイムを取っていないので正確なところは判らないが、もしかするとすでに従来より速くなっているかもしれない。とにかく足裏のバネ(アーチ)を利用して走るため、テンポが上がった気がしている。

まだ走行距離を延ばしていってる状態なので判らないけど、これでふくらはぎの筋肉痛が完全になくなるようになるとどうなるのかという興味は非常にある。あと、この状態で従来のシューズを履くとどうなるのかってのも興味があるな。これについてはもう少ししたら試してみようかと思っている。

2012-10-03のニュース

『僕は友達が少ない 8』平坂読(メディアファクトリー)読了

7巻で提示された問題については、主人公小鷹のモノローグによりその理由がいろいろと肉付けされてはいたが、ようするに「気持ちのいい居場所を壊したくなかった」という非常にシンプルでありきたりな(妥当な)理由が示された。

その後、展開は小康状態を保ってたけど、最後にもう一発特大の爆弾が落とされたから、これはもう次巻では『はがない』ならではの結論を示さざるをえないと思う。やや持ち越しの感はあるが、次巻に期待したい。

また、本書では幸村や理科の隣人部(や小鷹)に対する想いが描かれていたのが非常によかった。個人的にはもっともっと小鷹以外の面々にとっての隣人部がどういう場所だったのかを描いているのを見たかった。そしてそれが、各人にとってまったく異なる意味でかけがえのない場所だったりしたら、物語も重厚的な面白さを得られたように思う。『家族計画』みたくね。

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 11』伏見つかさ(アスキーメディアワークス)読了

本作品における思わせぶりな伏線はいつもたいしたことがない、という例に漏れず、本書で明かされた過去もやはりたいした驚きはなかった。

とはいえ、いろいろと辻褄が合った巻ではあった(もちろん「ムリ」な設定の上でだけど)。京介の過去話でミッシングリンクが埋まり、エンディングへの地ならしがなされたといえよう。

さて、いったいどんな結末を迎えるのやら。「きっぱり」とした結末を見たい気持ちはあるが、それがはたして「俺妹」らしいのかと言われればちょっと言葉に詰まる。

まあ最終巻を楽しみにするだけだ。

『ビブリア古書堂の事件手帖 1~3』三上延(アスキーメディアワークス)読了

おそらくこのシリーズなんかが、従来のラノベと文芸書の境界線上にできてきた新しいカテゴリに位置するんだろうな。古書をめぐるちょっとペダンティック、ちょっとミステリ、ちょっとハートフル、ちょっと青春――。

いずれの要素もなかなかバランスよくまとまっており、テンポよく読める。ゴミのようなラノベに比べれば非常に良質。作りがラノベでもこういう書籍が増えていけば、総体的には喜ばしいことなんじゃないか。

各巻で数冊ずつ、計十数冊の書籍が取り上げられてるんだけど、そのうち読んだことがあったのが、ロバート・F・ヤングの『たんぽぽ娘』だけ。もちろんそれほど「一般的」でない書籍が選ばれてはいるんだろうけど、にしてもなあ……。おまけに『たんぽぽ娘』読んだのだって『CLANNAD』からだし(笑)。

2012-10-02のニュース