家族旅行(軽井沢~立山~金沢~加賀)

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家族の誕生日記念の旅行についてメモしておく。

7/6(木)


初日は自宅から軽井沢まで移動。ひたすら高速道路を進み、新和田トンネル有料道路を抜け、少し行ったところで見つけた十割そばの店「そば処 黒耀」で昼食。天ぷらそばをいただいたが、天ぷらの量に驚き。十割そばならではの強い蕎麦の香りも感じられ満足。食事後は軽井沢へ向けて走る。そのままホテルへ入るつもりだったが、意外に早く着けたので、旧軽銀座を散策することにし、有料駐車場に駐める。

初めての軽井沢。ハイシーズンを外しているとはいえ、なかなかの混雑。その町並みをブラブラと散策する。土産物屋を覗くと、オシャレで質の高そうな商品が多い。といって価格がそれほど高いわけでもなく、大変目移りする。結局、いろいろな店で推されていたジャムのセットを購入し、自宅へ配送する。その後も軽井沢聖パウロカトリック教会などを観光後、星のや軽井沢へ向かう。

旧軽銀座の町並み

軽井沢聖パウロカトリック教会

星のや軽井沢では、まずレセプション棟に通され、ウェルカムドリンクをいただき、アジアンテイストな音楽の生演奏を聞きながら、迎えの車を待つ。ほどなく車に案内され、今回宿泊する水波の部屋まで送ってもらう。

星のや軽井沢水波の部屋

室内は広々としており、ゆったりくつろげる。高原ならではの涼しさもあり、実に快適。部屋でしばらく休んだあと、ライブラリーラウンジに向かう。こちらではドリンク(アルコールも)やお菓子などが24時間無料でいただけるようになっている。そうこうしているうちによい時間になってきたので、夕食のためハルニレテラスに向かう。どの店に入ろうかとひと通り見た結果、川上庵に決定。盛り沢山で注文したが、どれもこれも美味だった。ただしお値段の方もなかなか。

ハルニレテラスの夜景

夕食から帰り、メディテイションバスへ。暗闇の中で入る湯など、趣向が凝らされていた。部屋に帰り就寝。

7/7(金)


起床後、部屋風呂に入り、さっぱりしたあと、朝食のためノーワンズレシピに。テイブルに案内されるまでの待ち時間にウェルカムドリンクとしてスムージィをいただく。メニューは野菜中心のブッフェスタイル(動物性のものはソーセージとサーモンぐらい)だが、どれもこれも美味しい。クロワッサンの焼き加減が絶妙。上品に食べる他の方を尻目に何度もおかわり。そのうちに、メインのそば粉のガレットが焼き上がり到着。こちらもチーズと半熟卵をからめペロリと。毎朝こんな朝食ならなと思わせるような食事だった。

ノーワンズレシピのブッフェ

ノーワンズレシピのそば粉のガレット

朝食後、一休みして星のや軽井沢をチェックアウト。立山黒部アルペンルートに入るため、一路、扇沢駅を目指す。

ところで、軽井沢ともお別れするころになって気づいたが、意外に高級外国車を見ない。富裕層の避暑地というイメージがあったのだが……たんにそういったシーズンではなかったということなんだろうか。スバル車が多いようにも感じたが、これはバイアスかも。

しばらくドライヴを続けると、立山の山並みが見えてくる。以前の訪問時は、山に興味がなかったが、今見ると、その迫力に心躍る。室堂はどんなだろうと想像を巡らしているうちに、扇沢駅に到着。

長野方面から眺める立山の山並み

今回の旅では室堂にあるホテル立山に泊まり、翌日、立山方面に抜ける。そのため、マイカー回送サーヴィスを頼んでおり、係の方に車を引き渡してからアルペンルートへと入る。トロリーバスに乗り、黒部ダムへ。迫力の放水を横目に、さらに乗り継ぎを繰り返し、室堂へ。

黒部ダムの放水

たどり着いた室堂は、少しガスっているものの、期待に違わぬ雄大な風景を見せてくれる。以前は9月初旬の訪問だったため見ることができなかった残雪も美しい。

立山室堂の景色

目を奪われつつホテル立山にチェックインしようとすると、部屋に空きがあり、スイートに変更してくださったとのこと! すごく広く大変快適な部屋でうれしい。その後すぐにホテルの散策ツアーがあり参加。まるで流氷が浮いているかのようなみくりが池や、夏とは思えないような残雪歩きなど、1時間半ほどだったが、とても楽しめた。また、以前は訪問しなかった(と思う)日本最古の山小屋といわれる室堂小屋も見ることができたし、以前は逢えなかったライチョウにも逢うことができた。

立山室堂みくりが池

立山室堂で残雪歩き

室堂小屋

ホテルに帰り夕食。和食のメニューだったんだが……正直山の上だからそれほど期待できないと思ってました。ところが、肉といい魚といい、しっかりとしたものが出されてビックリ。これはたしかにホテルです。夕食後、外に出てみると、空に青白い月がかかって幻想的な光景。やはり山はいい……。

立山室堂の月

7/8(土)


早朝からのご来光ツアーはスルーし、外を少し散策。涼しいを通り越して、人によっては肌寒いぐらいの空気が実に心地よい。夏はやっぱり高所だなとあらためて考えながら朝食のバイキングへ。朝食後、荷物をまとめ、ホテルをチェックアウト。立山高原バスに乗車するため、室堂ターミナルに行くと、登山客がどんどん押し寄せてくる。ほんの少しの羨ましさで彼ら彼女らを眺めながら、バスに乗車する。

立山高原バスは観光バス扱いということなんだろうか、解説のアナウンスをしながら、ところどころで停まってもくれる。もっとも高いときには20mにもなるという雪の大谷は、いまだ数mの高さ。そして北アルプスの雄、剱岳。いつか登ることがあるんだろうか。その後、どんどん高度を下げていくと、風景や植生が変わっていくのもまた楽しい。車窓を眺めていると、4、50分ほどのバス旅はあっという間には終わりを告げ、立山駅に到着する。

雪の大谷

剱岳

立山駅で回送サーヴィスの会社から自家用車を受け取り、走り出す。途中、S.A.で食事を摂り、金沢市に到着。蒔絵体験のため、漆器の能作に向かう。こちらでの蒔絵体験は、あらかじめ下絵が描かれた3種類の木製のお盆(木製というのがいい)から1枚を選び、代用漆を塗って、金粉等を蒔いていくというもの。蒔絵としては簡易的な手法だが、素人が造ってもそれなりの出来栄えになる。思わず集中してしまい、1時間半ほどの体験がすぐに終わってしまう。できたお盆は持ち帰り、1週間ほどして金粉等が定着すれば、洗ってから使えるとのこと。こういった体験は初めてだったのだが、お値段もリーズナブルだし、興味がある人にはかなりいいものだ。

金沢を後にし、本日の宿泊地、星野リゾート界加賀に向かう。宿のある山代温泉は風情のある温泉街。界加賀の部屋も、雪見障子に紅殻格子と情緒たっぷり。部屋で休んでから、九谷焼のパネルが嵌めこまれた大浴場にゆっくり浸かり、夕食に向かう。食事は「魯山人の愛した水貝を和牛とともに」ということで、最初に出てくる水貝がひとつのメイン。氷水にあわびや野菜を浮かべてあるんだが、美味しさもさることながらとにかく風流だなと。また、その後の八寸、椀物等々も味に加えて器がよい、充実した和食のコースだった。ひとつ記しておくと、食堂で乳幼児が激しく騒ぎ、走り回っていた。さすがに驚いて、いつもこうなのかと給仕の方に尋ねると、恐縮して座席の変更を確認してくださったんだが、その間に食事を終わられたようで、静かになり、その必要もなくなった。そういうこともあるんだろう。部屋に帰り就寝。

7/9(日)


起床後、部屋風呂に入る。湯船の感触が気持ちいい。その後食事。治部煮がメインのご当地朝食は美味しい。当初、この後、ゆっくりして帰宅する予定だったが、昨日の体験に味をしめ、宿のすぐ近くにある九谷焼体験ギャラリーCoCoにて、九谷焼の絵付け体験。こちらは工芸作家さんが自ら指導してくれるという珍しい体験ができる。今回、俺は見学していたんだが、家族の、一般的な九谷焼の技法にはないような絵を描きたいという要望も、職人さんらしく真剣に考えて提案をしてくださった。貴重な体験だったようだし、見ているだけでも楽しかった。

以上で行程は終了。S.A.で昼食を摂って帰宅。

総括


今回の旅行では、今までにない宿泊費をかけて宿に泊まった。これまでは、ビジネスホテルに泊まって、節約できた分でもう1回旅行に行ったほうがいいと考えていたが、豪華な旅にもまた違うよさがあることを認識した。ただ、個人的には、いたれりつくせりで世話を焼かれるのが苦手なので、こういった旅では渉外面を担当してくれる相手と行きたいところだ。

また、1度訪問した場所でも、再訪すると違った感慨があるということも立山で確認できた。もちろん、登るべきだろうとは思うんだが……。

最後に。今まで文化的な体験・レクをしたことがなかったが、興味の方向性によっては、大変有用なものだということが発見できた。特に創作系の体験では、出来上がった品が旅の思い出・土産にもなるし、素人でもそれなりの仕上がりになるものが大抵なので、実用品にもなり、さらに料金もリーズナブルということで、いろんな意味でお得だなと感じた。

総じてよい旅だった。

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